南門パーク
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南門パーク

Nanmen Park 国立台湾博物館南門パーク(台博館南門パーク)は、台博館と台博館土銀展示館に続く三つめの博物館展示会場で、台博館システム計画を首都旧城エリアに拡張させたものです。台博館南門パークは総面積約1,700坪で、台博館のコレクション倉庫と結びつき、博物館の展示スペースや完備した景観庭園の博物館パークとして機能しています。

Nanmen Park

パークの前身は、日本植民地時代の専売事業建築群「台湾総督府専売局台北南門工場」(南門工場)です。南門工場は1899(明治32)年に創設され、敷地面積1万7000坪で、樟脳の精錬とアヘンの加工製造を扱った大型の化学工場でした。1967(民国56)年に閉鎖された後、土地は分割転売され、大部分の建物は取り壊されて、わずかに「物品倉庫」と「樟脳倉庫」などの古跡建築物が残るのみとなりました。外観がレンガと石灰色の唭哩岸石、そして細かい砂で構成されていることから、紅楼と小白宮の愛称で呼ばれます。この二棟のは南門工場の重要な歴史の証人であるとともに、本パークを展示用に再利用するに当たって、最も重要な展示スペースとなっています。

小白宮

Nanmen Park

「小白宮」と呼ばれる「物品倉庫」は石造建築で、現在の台博館南門パーク内で最も古い建築物であるとともに、台湾でわずかに残存するアヘン産業の建築物でもあり、台湾の近代建築史上、大きな歴史的意義を具えています。落成当時の石造倉庫は長方形をしており幅約22.2m、奥行約9.45m、入り口は北側にあり、ブロック造りの二階建て建築でした。庇の高さは地上から約6.75mで、棟木の高さは軒桁の端から起算して約9.7m、敷地面積は約205.14平方m(約62.1坪)で、1902年1月31日に落成しました。

紅楼

Nanmen Park

紅楼は二つの建築物から構成されており、そのうちの一は二階建てのブロック造りの「樟脳倉庫」です。樟脳とアヘンの完成品を貯蔵する倉庫で、幅約47.3m、奥行約11.8m、庇の高さは地上から約13.3mで、敷地面積は約558.68平方m(169坪)、建坪は約1117.36平方m、室内な小さな区切りがなく広々としています。次は倉庫東側の「上家」で、棚のエリアは荷物を上げ下ろしする半アウトドア空間で、貨物の積み卸し機能を具えていることから、「荷造り場」とも呼ばれました。敷地面積は約496.33平方m(約150.14坪)で、1915年3月31日に落成しました。

紅楼のレンガ造りの外壁は明確な境界線として、工場の内外を隔てています。四角い箱状の建築は、角ばってシンプルな、そしてやや単調な印象を与えます。レンガ壁の重さを考慮すると、大きな面積や水平の帯状の窓を設けることができないため、窓や入り口はいずれも細長い上下の引き窓となっています。また倉庫機能を与えるため、高い密封性を具えています。建築の外観は英国ヴィクトリア時代に流行したクイーン・アン様式(Queen Anne Style)を採用し、大部分がレンガ塀で、モルタル造りの壁を基礎とし、窓の両側にはモルタルの装飾を施しました。

台博館南門パーク・コレクションビル

Nanmen Park

台博館南門パーク・コレクションビルは、台博館でも最も新しいスタンダードのコレクション倉庫ビルで、地下一階、地上四階が収蔵スペースで、一階は一部外開放され、設置された展示場で、コンテンツ産業関連のコレクションが展示されており、パーク全体の展示機能を豊かなものとしています。

本コレクションビルは古跡の修復再利用と共同構造で、機電サービス施設などの統合工事が2007(民国96)年に始まり、2012(民国101)年に竣工し、倉庫への搬入作業が進められました。本ビルの建坪は約1054坪で、台博館の重要な国宝級コレクションに優れた収蔵スペースを提供しています。

このほかに、パーク内には実験室の建築遺跡やアヘン工場の基礎遺跡など南門工場のほかの建築遺構もあり、パーク全体の景観工程と組み合わせ、遺跡を現地展示しています。また残存している四百石貯水槽(1929年建造の消防池)も庭園内の景観と結びつき、同じく日本統治時代から伝わる三本のクスノキとともに、もう一つのパークの古跡庭園スペースを演出しています。

 


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交通アクセス

台北市中正区南昌路一段1号
Tel: +886-2-2397-366610074

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古跡修復の記録